現場から「みんな意思と感情がある」事件が変えた日常 津久井やまゆり園は今加藤美帆 上野創印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする散歩の途中でお茶を飲む畠山宏英さん=有元愛美子撮影
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神奈川県相模原市の山あいの道を畠山宏英さん(54)が歩いていく。まだ梅雨時。道ばたにアジサイが咲く上り坂に入ると、まるで競歩のようにスピードをあげた。 付き添う女性職員が「そんなに急がなくていいよ」と声をかけると少し遅くなる。でもまたすぐにスピードを上げた。 「てててててととととと」「けけけけけことこと」 見晴らしの良い高台に出ると、畠山さんは高くて大きな声を上げた。職員は「声を上げる時は気分がいい時なんですよ」と言った。 さらに歩くうちに、少し速度が落ちてきた。「ちょっと疲れてきたかな。暑いしね」。寺に寄って、ベンチに座った。 職員がリュックから麦茶の入った水筒とコップを取り出す。畠山さんは自分だけではなく、職員と記者の分も注いでくれた。きちょうめんな性格で、お茶をみんなに均等に入れてくれるという。 畠山さんは、障害者施設「津…この記事は有料記事です。残り2758文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人上野創横浜総局専門・関心分野教育、不登校、病児教育、がん、神奈川県、横浜市関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






