巨大なピンクの象を監視する無数の目 美術家・椿昇、自由を問う個展弓長理佳印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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現代美術家・椿昇さんの東北初の個展「椿昇 フリーダム―像(ゾウ)と生きる」が、青森県の十和田市現代美術館で開かれている。めまぐるしく変化する現代社会において自由とは何か、アーティストは何ができるかを問う展示になっている。 椿さんは1953年、京都府生まれ。繊維強化プラスチックなどを用いた巨大な造形物を通じ、現代社会への疑問を呈してきた。国際美術展「横浜トリエンナーレ2001」で共同制作した巨大なバッタのバルーン「飛蝗(バッタ)(プロジェクト・インセクト・ワールド)」などが知られる。既存のアート市場や社会システムのその先へ 椿さんが新たに問題提起するのは、SNSの発達や生成AIの登場によってさらに変化が加速する現代における物事の捉え方や考え方だ。「既存のアート市場や社会のシステムを乗り越えて、我々アーティストがもっと自由なものを生み出せたら」 最初の展示室には、複数のバルーンをつなげてつくった巨大なピンクの象「the Elephant in the Room XL」が横たわる。作品名は「誰もが気付いているのに、衝突を避けるために触れようとしない事柄」を指す英語の慣用句からとった。 向かいには、約7千個の人形…この記事は有料記事です。残り640文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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