「おいしい水できる」浄水場の広域化 他自治体への給水に異論の声も北沢祐生印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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「ここでは生物の働きで水を浄化します」 長野県にある上田市営の染屋浄水場。標高約500メートルの広大な敷地で、市内在住の中本信忠・信州大名誉教授が教えてくれた。6月中旬、竹花徳光・市浄水管理センター所長の案内で施設を見学した。 1世紀も昔の1923年にできたこの浄水場は、千曲川と支流の神川から取水。「緩速濾過(ろか)」という手法で浄化し、主に市中心部に給水している。 プール状の濾過池に張られた深さ1メートルほどの水が90センチの砂層、その下の60センチの砂利層を1日に約5メートルのスピードでゆっくりと浸透することで、不純物などが取り除かれる。そこで活躍するのが、砂層表面などに増殖した微小生物群集だ。 「動力や薬品に頼らず、生物の力でおいしい水ができる。緩速濾過はまさに、自然の摂理にあっている」。英国の水道施設などでも研究してきた中本さんは、そう話す。水道事業の統合に新市長が一石 緩速に対し、一般的に濁りの…この記事は有料記事です。残り1400文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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