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人口10万人あたりの公衆浴場数が日本一の青森県。風呂文化が根づいたこの地で5月末、ある公衆浴場が閉業する。青森市の「桂木温泉」。1968年創業で半世紀以上、地域の人たちに愛されてきたが、重油の価格高騰が重荷となった。 「原油価格高騰に伴う燃料費の著しい上昇により、誠に残念ながら閉湯いたします」 桂木温泉では3月、こんな掲示を始めた。2代目社長の山口昌良さん(57)は「重油の価格がとんでもない上がり方をしている。いつまで続くのか先が見えない」と話す。 山口さんによると、人工温泉の桂木温泉では、重油で19度の地下水を43度に温める。冬場は暖房も含め、1カ月で約7千リットルの重油を使う。重油はこれまで1リットル100円程度。だがこの春に155円まで上がり、重油代は1カ月で100万円を超えたという。 JR青森駅から南東約2キロメートルの住宅街に位置する。山口さんの父が「賀津浴場」として始めた。1日平均約200人が訪れ、オートロウリュ式のサウナも人気だ。 山口さんは閉業について、「残念だし、地域の皆さんに申し訳ない。何とか採算が取れるなら続けるが、何ともならなかった。他の公衆浴場は営業を続けられるよう国などは支援してほしい」と訴える。■青森は人口10万人あたりの…この記事は有料記事です。残り530文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







