深掘り皇室典範の「男系男子」に息苦しさ 「生むも継ぐも、本来は自分で」比嘉太一 永野真奈印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする 17日に成立した改正皇室典範は、父方が天皇につながる男系男子による皇位継承が色濃い内容となった。一連の議論を通して、男性優位や「女性は子どもを生む存在」との価値観を感じ、息苦しく思う人たちがいる。 「生むか、生まないかは、本人が決めること。国家が口出しする話ではない」。東京都のコラムニスト吉田潮さん(54)は、もどかしさを抱えながら国会での議論を見つめてきた。皇族だって、一人の人間なのに 皇族数の確保がテーマだったが、いつの間にか「男系男子」の継承者をどう確保するかに焦点がすり替わり、女性が世継ぎを生む存在として語られていると感じた。 吉田さんは30代半ばから不妊治療を続け、流産などを経て40歳で治療をやめた。夫と話し合い、「子どものいない人生で良い」という答えにたどり着いた。子どもの有無は、パートナーという「最小ユニット」で決めることと考えてきた。 皇室は特別な存在だが、皇室典範をめぐる議論では、女性が子どもを生むことを前提とし、男児か女児かと性別まで平然と語られた。「本人の意思が、どこにあるのか。そこが抜け落ちたまま話だけが進んで、気持ち悪さを感じた」と吉田さんは振り返る。「世継ぎを生む道具」のように 国家や社会が女性の身体を「…この記事は有料記事です。残り796文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人比嘉太一東京社会部|ジェンダー/メディア専門・関心分野事件・事故、沖縄、働き方、外食業界、調査報道永野真奈東京社会部|ジェンダー担当専門・関心分野ジェンダー、子ども、性暴力関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする