深掘り中田絢子 宮廻潤子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする 旧宮家の男系男子を養子として皇室に迎える皇室典範改正案の審議が15日から参院で始まる。衆院では与党幹部から「皇位の男系継承は2600年以上にわたる皇室の伝統」との発言があり、思想史の専門家は「男系を絶対視する考えは明治期に整えられた伝統」として、議論に学術研究の成果が十分に生かされていないと指摘する。「女性皇族が残る」「男系男子の養子」 皇室典範改正へ知りたい要点 「皇位の男系継承は2600年以上にわたって先人たちが守り抜いてきた皇室の伝統です」。改正案を審議した10日の衆院議運委で、自民党の小林鷹之政調会長はこう強調した。日本維新の会の藤田文武共同代表も「悠久の歴史の中で、この一瞬の時を生きている世俗の政治家が伝統の根幹を変えるということは甚だおそれ多いこと」と、男系継承の重要性を説いた。 だが、思想史の立場から皇統論を研究する中央大学の大川真教授は皇位の男系男子の継承について、「絶対的な原則ではなく、皇位が限られた範囲の一族で継承されてきた結果だ」と話す。「男系」「女系」は明治期以降 大川教授によると、江戸時代…この記事は有料記事です。残り906文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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