村上宗隆は派手に、岡本和真は淡々と メジャーを驚かすルーキー侍2026年7月17日 6時00分大宮慎次朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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2人の日本出身ルーキーが、壁を打ち破ろうとしている。大谷翔平300号 打力を現地メディアに知らしめたあのホームラン 大リーグ・ブルージェイズの岡本和真と、ホワイトソックスの村上宗隆。ポスティングシステムを使い、今季からメジャーでプレーする。ともに前半戦終了時点で、シーズン20本塁打の大台に到達した。 プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)で通算248本塁打を放った右打者の岡本は、ナショナル・リーグのドジャースと昨季の「世界一」を競ったアメリカン・リーグの強豪に加入した。渡米前の会見で、こう語っていた。「(目標は)申し訳ないですけど、特に何もなくて。毎日、自分ができることと向き合って成長したい」 言葉通り淡々と、メジャーの環境に適応した。初アーチは開幕3戦目。広角に打てる岡本らしく、右中間へ初本塁打を運んだ。開幕直後の3、4月は長打が少なかったが、5月には7本塁打。同じく7本のアーチを架けた6月はアの最優秀新人に輝いた。7月10日のパドレス戦では、チーム最多の今季22号を放ち、2018年に大谷翔平(当時エンゼルス)が記録した1年目の日本選手のシーズン最多本塁打に並んだ。 特筆すべきは、定位置が三塁手であることだ。三塁は強烈な打球が飛ぶ「ホットコーナー」と呼ばれ、強い肩と打力を兼ね備える選手が求められる。岡本は守備でも軽快なプレーを続けている。村上は本塁打競争にも出場 徐々にエンジンをかけた岡本に対し、村上は華々しいスタートを切った。 開幕戦から3試合連続の本塁打。4月17日からは日本選手として2人目となるレギュラーシーズンでの5試合連続アーチを記録した。 あっという間に20本塁打に到達し、本塁打王も狙えそうな勢いだったが、走塁中に右太もも裏を痛めて、負傷者リスト(IL)入りとなってしまった。7月10日のアスレチックス戦で「2番・一塁」で復帰し、適時二塁打をマークした。 プロ野球・東京ヤクルトスワローズで「三冠王」に輝いた村上だが、2年総額3400万ドル(約53億円)と、予想されていたほどの大型契約にはならなかった。日本人打者に対する評価ともいえたが、村上は動く直球に対応しながら、三振を恐れない力強いスイングを続ける。「毎日いろんな課題が出て、それを潰す作業がすごく楽しい」。14日の球宴にも選出され、本塁打競争にも日本選手2人目となる出場を果たした。村上宗隆、異文化に触れる「充実」の日々 石川祐希が語っていた言葉 一方、アストロズの今井達也は苦労している。昨季はプロ野球・埼玉西武ライオンズで防御率1.92と抜群の安定感を誇った右腕が、前半戦を終えて防御率6.06。5勝4敗と、3年総額5400万ドル(約84億6千万円)の期待に応えられているとは言いがたい。 2度目の先発となった4月4日のアスレチックス戦で5回3分の2を無失点に抑えて、メジャー初勝利を挙げたが、利き腕の疲労で開幕から1カ月も経たずしてIL入りした。 好不調の波が激しいものの、5月25日のレンジャーズ戦では6回を無安打に封じ、継投によるチームの「無安打無得点(ノーヒットノーラン)」の立役者になった。150キロを優に超える速球と不規則に曲がるスライダーで、キラリと光る投球は披露している。 現地メディアの報道によると、生活面を含めた適応に苦しんでいるとの発言があった。 言語の壁はもちろん、マウンドやボール、ストライクゾーンの違い、長距離移動、時差。日本から海を渡ったルーキーが直面する困難は多い。 野手ではホワイトソックスの西田陸浮が、5月にマイナーからメジャー初昇格を勝ち取り、12試合の出場を果たした。現在マイナーの西田は、宮城・東北高を卒業後に渡米。短大から強豪のオレゴン大に編入し、2023年のドラフト会議でホワイトソックスから11巡目、全体329位で指名を受けた。トップ選手でなくても奨学金? スポーツ留学、日本の部活動が強みに有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません






