インタビュー構成・後藤太輔印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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バレーボールと生け花という、一見、まったく異なる世界に生きる2人が共鳴した。元日本代表主将の柳田将洋選手(33)=東京グレートベアーズ=と華道家の大塚理航さん(34)は、ともに花を手に取りながら、「型」とそれを「破る」こと、見せ方を工夫しつつ本質を見失わないことなど、共通する思いについて言葉を交わした。対話を通じて、文化を広め、育てていくためのヒントが浮かび上がった。大塚 「柳田選手、一緒に生けていきましょう。これはグロリオサという花です」柳田 「鮮やかな色ですね」大塚 「赤には見る人をドキッとさせる効果があります」【略歴】 おおつか・りこう 華道家。1991年生まれ。250年以上の歴史を持つ古流に属する「かたばみ会」の副家元。伝統的な型を持つ「生花(せいか)」の継承と、現代の生活空間に見合った「自由花」など新しい表現の追求とを柱にする。2026年、Flower Art Awardでグランプリを受賞し、日本代表としてフランスで7月に開催予定の世界大会に出場する。古流かたばみ会HP https://katabami-koryu.com/YouTube https://youtube.com/@rikou_ikebana?si=fkYSbrHtkh4Z4eb9Instagram https://www.instagram.com/rikou.o?utm_source=qr ◇柳田 「これ、めちゃくちゃ楽しいですね。最初は『センスないって思われたら嫌だな』とかちょっと思っていたんですけど」大塚 「センスありますよ。いい表情。あと、このあたりに短めのものが入るとキュッと引き締まる。メリハリです。引き締めるものと伸ばすものと。これすごくいい表情です。生け花では間合いとか空間って言うんですけど、塊よりお互いの空間が少しあった方がいいです。立体造形なので、奥行きがあると厚みが全然違ってくるんです。きれいです」柳田 「ピンポイントで見る視点と、引いて見る視点と両方使ってデザインできるところがあって、ものすごくハマりそうです。非常に楽しい」大塚 「生け花って、『どうすればこの植物の表情、動きとかかたちが一番生きるか』を探っていくんです。『いい表情』とか、『この角度で止めたい』とか、ゆっくり探りながら進めていましたね」型を破る柳田 「バレーボールって、基本のプロセスは決まっている。パスしてトスして打つ。そこを変えようがないので、精度を突き詰めていくことを僕らはずっとやっていく」記事の最後に、柳田選手と大塚さんが花を生ける様子や2人の対談を収録した動画をご覧いただけます。 「ただ、ときどきそこを逸脱…この記事は有料記事です。残り2021文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません






