ストーリーエラーの記憶に苦しんだ父と娘 それでも思う「野球っていいな」編集委員・山口史朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【動画】王国の礎 未来へつなぐ野球への思い

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親から子へ、つながる思い どんな巡り合わせだというのか。 2023年7月、阿住友寛さんは中学3年(当時)の長女・梨瑚さんの話を聞いて、自らを責めた。 「練習や取り組み方を、もっと教えてあげられたらよかった」 ソフトボール部の中学最後の県大会、ショートを守る梨瑚さんのエラーで逆転負けしたという。 「娘が、自分と同じことをするなんて……」 20年以上前の苦い記憶が、阿住さんの中でよみがえる。今も夢に出てくる、あの日のことが。Aストーリーズ「王国の礎」 未来へつなぐ野球への思い野球の国ニッポンを支えるのは、甲子園に出場してプロになるような一握りの選手たちだけではありません。親から子へ、先輩から後輩へ。野球をつなぐ人々の思いに迫ります。サヨナラエラーで先輩に土下座 1999年7月28日。第81回全国高校野球選手権埼玉大会の準決勝は、埼玉栄―聖望学園の一戦となった。埼玉栄には後にプロ野球西武入りする大島裕行が、聖望学園には阪神で活躍することになる鳥谷敬がいた。 阿住さんは2年生ながら埼玉栄のショートで先発。四回には先制2点タイムリーを放った。しかし、相手も粘る。試合は2―2で延長に入った。 十一回裏1死一、二塁、平凡なゴロが阿住さんの正面へ。「楽勝な打球だった」。二塁にトスして、ゲッツー。そう思った次の瞬間、打球は自らの後方を転々としていた。 サヨナラエラー――。 「先輩たちの夢をぶちこわした」。学校のグラウンドに戻ると、3年生に土下座して謝った。先輩たちは「気にすんな」「お前が打った2点じゃん」と言ってくれたが、自宅には心ないファンからのファクスが大量に届いた。 「死ね」「お前のせいで負け…この記事は有料記事です。残り1365文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人山口史朗編集委員(高校野球)|高校野球、野球全般専門・関心分野野球全般、体操、競馬関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする