精一杯生きてくれた トランスジェンダーの子ども亡くした両親の思い曺喜郁印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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京都市内で2026年2月、一人の若者が亡くなった。自宅で入浴中におぼれた。生まれたときは男性とされたが、女性としての人生を選び、3年前に性別適合手術を受けた。両親は「ようやく自分の居場所を見つけてくれたのに」と癒えない悲しみのなか、あらためて子どもの生き方を理解しようと努めている。 若者は韓国籍の在日4世、朴泰煌(パクテファン)さん(当時27)。大阪市立大(現大阪公立大)名誉教授の父・朴一(パクイル)さん(70)と母・曺恵善(チョウヘソン)さん(66)が不妊治療の末に授かった一人っ子だった。 中学生の時に、日中でも急な睡眠発作に襲われる神経疾患、ナルコレプシーと診断された。授業中に居眠りするので、先生や級友に「寝るな」と殴られることもしばしばだった。 成長につれ症状は悪化した。眠気を抑える薬を処方されていたが、服用すると気分が悪くなる。飲まなければ眠ってしまう。疾患との折り合いがつけられないでいた。 兵庫県内の自宅浴室で寝てしまい、家族に起こされることもあった。最期は、マンション自室の浴槽で寝入ってしまったとみられる。連絡が取れないことを心配した友人からの知らせで両親が駆けつけた。死後約3日が経っていた。【特集ページはこちら】ジェンダーを考える Think Gender 泰煌さんは陽気な性格で親し…この記事は有料記事です。残り1544文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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