「槌音が聞きたい」半世紀待つ小浜、北陸新幹線「桂川」案に安堵の声2026年7月15日 11時30分印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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50年以上待つ鉄路の誘致に、再び青信号がともった。 与党の委員会が、北陸新幹線の敦賀(福井県)―新大阪間を「小浜・京都ルートの桂川案」とする方針を決めた15日、福井県内では安堵(あんど)の声が聞こえた。県は早期着工への働きかけを強める方針だ。「これや」小浜ルート引く田中角栄の赤鉛筆 半世紀未完の北陸新幹線 「ひと安心。小浜のまちづくりにとって大きな希望だ」。小浜市で誘致活動をしてきた桂田定樹さん(61)はルートの決定に胸をなでおろした。 一方、小浜にとっては「10年前に決まっていた話。こんなに時間が必要だったのかと素朴な疑問は残る」とも言う。 10年前に与党のプロジェクトチーム(PT)が「小浜・京都ルート」と決めた時はちょうちん行列で祝ったが、その後に再検討になった。認可・着工まで本当の安心はできない。「早く槌音(つちおと)が聞きたい。それに尽きる」 北陸新幹線の大阪へ至る最後のルートは、1973年に決まった国の整備計画で「小浜市付近」とされた。2016年には自民・公明の与党PTが、所要時間の短さや運賃の安さから京都市の地下を通る「小浜・京都ルート」にすると決めた。 だが、京都市を中心に地下水などへの影響を懸念する声があがり、8割がトンネルとなる区間の建設費用が最大5兆円に膨らむ見通しにもなった。25年末に自民・維新の与党整備委員会で、建設費用が安く東海道新幹線に接続する「米原ルート」などを含む8ルートで再検討するとされた。 10日の整備委では絞り込んだ3案が検討され、15日には「小浜・京都ルート」でありながら京都市中心部の地下を南北に走って京都駅につなぐ「南北案」ではなく、京都市西郊に駅を置く「桂川案」が選ばれた。 50年以上にわたって地元が実現を求めてきた小浜市を通る案。今後、福井県は来年度にも認可・着工されるよう、各所への働きかけを強める方針だ。北陸新幹線 できないかな50年以上にわたり未完の北陸新幹線。なぜ「小浜」だったのかを探り、新幹線が来ると街はどう変わるのかを考える連載です。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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