深掘り笹井継夫印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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日本銀行は15日、2016年1~6月に開いた金融政策決定会合の全議事録を公表した。「マイナス金利政策」の導入を決めた1月会合では、大規模な金融緩和を支えてきた審議委員も反対に回り、日銀執行部との「決別」発言が出るなど紛糾。異例の政策が1票差で決まるまでの議論が明らかになった。160円近い円安「行き過ぎ」 黒田・日銀前総裁「背景に高市財政」デフレと闘った25年 「金融政策の限界明らかに」日銀元副総裁語る 16年1月29日朝、東京・日本橋の日銀本店。10分間のコーヒー休憩が終わり、決定会合が再開すると、黒田氏が事務方に説明を求めた。資料が配られ、説明に立った内田真一企画局長(当時、以下同。現副総裁)は、こう明言した。 「マイナス金利の要素を付加した新たな枠組みを作ることも、オプションになり得る」「黒田総裁の説明ますます困難に」 金融機関が日銀に預けるお金の一部に付ける金利をマイナスにする――。それまで黒田東彦(はるひこ)総裁が導入を否定し続けてきた政策を、日銀執行部が初めて提案した瞬間だった。 日銀は追い込まれていた。物価上昇率「2%」を「2年程度」で実現するとして13年に大規模金融緩和策を始めたが、この会合で目標達成の時期の3度目の先送りを決定。当時は原油安などで物価は0%台に低迷していた。 それだけにマイナス金利は執…この記事は有料記事です。残り2837文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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