車で行けない都市の「秘境」 公害や震災経て人も鳥も羽休める場所に宮坂奈津 米田怜央印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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公園が近づいてくると、潮の香りが鼻先に漂う。目の前の阪神高速5号湾岸線は沈む夕日に照らされ、シルエットとなって浮かび上がる。思わず、スマホのカメラに手が伸びる。工場に囲まれた「秘境」 最寄りの阪神なんば線福駅から徒歩で約40分。工場に囲まれ、知る人には都市の「秘境」とも言われるこの公園には、車で行くことができない。駐車場がなく、途中からは緊急車両など許可された車以外は通れない道になるためだ。【撮影ワンポイント】矢倉緑地公園夕日と阪神高速5号湾岸線のシルエットが重なる瞬間を待っていると、ふと、目前の岩にアオサギがとまった。すぐにピントを合わせ、アオサギとその背後に広がる都市の風景とのミスマッチに狙いを変えた。(米田怜央)【特集】いいね!探訪記 淀川と神崎川の河口に挟まれる一帯は、江戸時代から昭和初期にかけて新田が広がっていた。1934年の室戸台風などで新田が水没すると、その後は放置された。 高度経済成長期に製造業が発…この記事は有料記事です。残り676文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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