内田快 大山貴世印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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葉が赤く染まる少し前の季節だった。8年前、山本高之さん(46)は家族と滋賀県高島市にあるメタセコイア並木を訪ねた。 道の左右から枝を伸ばし、トンネルをなす約500本の木に目を奪われた。と同時に、「見えた」。この大きな木の下を馬や馬車が進む。蹄鉄(ていてつ)の音が響く。そんなイメージが。翌日には会社で宣言していた。「あそこで牧場をやりたい」【撮影ワンポイント】新緑の並木道を渡る白馬 新緑が映えるメタセコイアの並木道は観光客でにぎわっていた。頻繁に車が行き交う車道から距離を取り、安全な側道で撮影することにした。巨木の下で待っていると、白い馬が姿を現した。カメラを低く構えて奥行きを出し、並木道を渡る白馬の馬車を入れた。(大山貴世)【特集】いいね!探訪記馬とふれあえる場を 山本さんが当時から代表を務めるTCCジャパンは、琵琶湖の反対側の栗東市を拠点に、引退競走馬の支援や、ホースセラピーなどを行っている。 日々の中で馬とふれあえる場所はなかなかない。馬を知ってもらわないと支援者の輪を広げることも難しい。引退馬が活躍できる「観光養老牧場」をつくろう。そんな思いだった。 ここは風が強い。地元の果樹生産組合が1981年に防風林として植えたのがメタセコイア並木の始まりだ。新緑、紅葉、雪化粧と四季折々の表情を見せる。今では滋賀有数の観光スポットになっている。 山本さんは組合に相談した…この記事は有料記事です。残り522文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人内田快スポーツ部専門・関心分野スポーツ関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする