見えなくたって草木染は楽しめる 妻とたどり着いた再出発の「原点」豊平森印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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視覚障害者を主な対象にした草木染の体験ワークショップがある。参加者の多くは色も模様も染め上げた作品も、はっきり見ることができない。それでも、色にこだわり出来栄えに「大満足」する。見るだけではない楽しみがあった。 4月中旬、任意団体「そらいろ草木染め」(神奈川県座間市)によるワークショップが相模原市緑区で開かれていた。 参加者約10人が「桜染め」に挑んだ。ほとんどが視覚障害者で東京、埼玉、大阪からも集まってきた。 いくつかのグループに分かれ、河津桜とソメイヨシノの枝をその場で煮出したピンク色の染料で、ストールなどを絞り染めの技法を使って染め上げていく。ミニチュア画用紙で染め方イメージ 生地を蛇腹状に折って輪ゴムで縛ると、その部分だけ染まらず白い線になって残る。 折り方でできる線が変わるため、ミニチュアの画用紙に指で触れて、仕上がりをイメージ。画用紙には点字のような凹凸で線を表現してあり、折り方もわかる。 東京都調布市から訪れた林まどかさん(60)は視野の中心部分が見えず、周辺部が白くぼやっと見える程度という。「桜の枝からどんな色がでるのかなと。生地を折るのは難しかったが、できた作品の出来栄えも説明してもらってイメージできた」。20年ほど前まで見えていて色や柄は想像できる。■桜染めの思い出 「参加しな…この記事は有料記事です。残り1270文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする