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リニア中央新幹線工事最大の壁だった静岡工区が動き出そうとしている。品川から名古屋まで286キロ。上空から見下ろすと、ルート上には大都市の再開発現場や住宅地、南アルプスの山々が広がる。多くはその地下深くで「見えない鉄道」の工事が進む。リニア中央新幹線の品川―名古屋間286キロのルート上を本社機で飛んでみました。ところどころで工事の進捗が確認できますが、多くの現場は都市部や山岳地帯の地下深くです。そこで何が起きているのか。リニア取材経験のある記者が、前編と後編の2回に分けてお届けします。 朝日新聞社のヘリコプター「ゆめどり」が、羽田空港を飛び立った。まず向かったのは、JR品川駅の上空。リニアではここが東京側の始発駅になる。【動画】「空から見たリニアのルート 品川~名古屋286キロの現在地は」=平野真大、飯野祐平撮影 周辺エリアも含め、複数の大規模再開発工事が同時に進む。あちこちに紅白の巨大なタワークレーンが立ち並び、多くの工事用車両が出入りしている様子が見える。 リニアの駅ができるのは、在来線のホームの東端にある東海道新幹線ホームの真下だ。地下約40メートルに、幅60メートル、長さ1キロほどにもわたる巨大な空間をつくる。住宅街に直径40メートルの巨大な「穴」 品川から3分ほど飛ぶと、東京都大田区の洗足池が見えてきた。池の南側に接するように通る中原街道(都道2号)と、その南に並行して走る東急池上線に挟まれた一角に、大きな穴がぽっかりと開いている。 「東雪谷(ゆきがや)非常口…この記事は有料記事です。残り1577文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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