美術館にカメムシ? 異色の展覧会が伝える「わからない」の魅力松本紗知印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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鳥の剝製(はくせい)に、江戸時代の絵巻物。埴輪(はにわ)、カメムシの巨大模型、平成の現代アート――。これらがぜんぶ集まった異色の展覧会が、兵庫県立美術館で開かれている。タイトルは「ミュージアムのミステリー」展。いつもの美術館とは一風変わった光景が広がっている。 冒頭に掲げられているのは、昭和を代表する日本画家の一人、東山魁夷による「森の幻想」。森の奥へ奥へと誘うような神秘的な絵画から、展覧会は始まる。 兵庫県は全国で4番目に美術館・博物館の数が多い、全国有数のミュージアム県なのだそう。 今回の展覧会は、兵庫県内の七つの県立美術館・博物館の連携企画だ。県内に散らばる各館の所蔵品を集め、それぞれの魅力や個性を知ってもらおうと企画された。美術館だけでなく、考古学専門の博物館、自然史系の博物館なども参加しており、ジャンルを超えた展示が実現した。 「神秘」「不思議」「謎」といったキーワードとともに展示が進む。プロローグの展示室には、鳥に関係した作品や資料が並ぶ。葛飾北斎による鳥の絵手本、水鳥の形の埴輪、鳥が描かれた陶磁器、そしてマガモとキジの剝製など、さまざまな鳥が集う。 「怪奇」をテーマにした展示…この記事は有料記事です。残り520文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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