2026年7月6日 19時00分上海=里見稔印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする

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中国湖北省武漢市で6月、野生のキノコを食べた9歳の少年が、一時は生死の境をさまよう出来事があった。AI(人工知能)で「安全」と判断されたが、猛毒の成分を持つキノコだったという。中国共産党系の地元紙「長江日報」がこのほど伝えた。AI判定は「シイタケ」食べたら毒キノコ 国「検索は参考程度に…」 長江日報によると、少年は6月下旬ごろ、両親と山を訪れた際に食用種によく似た野生のキノコを採った。AIアプリが「毒はない」と判定したことから調理して食べたが、直後に嘔吐(おうと)などの症状が現れ、急性肝不全などの合併症を引き起こした。病院の集中治療室に運ばれ、一時危篤状態に陥り、8日間入院したという。 中国では、毎年夏ごろに野生のキノコが旬を迎えるが、食中毒も多発する。長江日報は、少年が食べたキノコの毒性成分は「高温での加熱や天日干し、ニンニクと組み合わせた調理などでは分解できない」として、「誤って食べた場合はすぐに大量のぬるま湯を飲み、箸やスプーンでのどを刺激して吐き出させて」と呼びかけた。 AIの誤判定による食中毒は日本でも起きている。昨年11月には、奈良県の山で採ったキノコを食べた男性が、食中毒で一時入院。「シイタケ」「ヒラタケ」とAIに判定されたが、実際は毒キノコだった。厚生労働省は、画像検索の結果をキノコの鑑別に使わないよう注意を促している。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人里見稔上海支局長専門・関心分野中国社会、日中外交、安全保障関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする