現場からナシを食らうクマ、サーモン大量死 恐怖に直面する命がけの生産現場山田暢史 中野浩至 山本精作印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする【動画】相次ぐクマの農作物被害、奪われる果樹やサーモン=食べチョク、山口養魚場提供
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山あいの1次産業やコンビニの現場では、クマがいつ出没するか分からない恐怖と向き合っている。「命がけ」との悲鳴も上がり、クマによる被害が各地の経済活動にも影響を及ぼしている。 青森県むつ市の山口養魚場の麦沢智暁さん(52)は「命がけで養殖をするしかない状況。来年以降の対策を国はきちんと決めて欲しい」と訴える。 今年7月下旬、3年かけて2~3キロに成長した、出荷間近のサーモン1千匹近くが酸欠になって死んでいた。いけすの水位は下がり、酸素を送る水車がひっくり返され、ケーブルも抜け、一部の魚は食われていた。 数百万円に及ぶ被害の原因は、クマだ。これまでもイワシなどを使った魚のエサが食べられる被害があったが、最近は、いけすの魚が狙われるようになったという。市によって養魚場の周辺に設置された箱わなには、夏から秋にかけて9頭ほどが捕獲された。麦沢さんは「クマは魚の味を覚えてしまい、人も怖がらない」と危機感を示す。 山形県上山市の長沼果樹園では10月、収穫期を迎えたラ・フランスなどの洋ナシが被害にあった。枝が折られるなど、30本ほどで実がなくなり、夏の被害と合わせて2トンほどが食べられたという。 この夏の少雨や酷暑で、収穫が心配されていたが、クマの被害が追い打ちをかけ、収穫量は例年の6割ほどに落ち込んだ。 果樹園は山際の傾斜地にあり、周囲に電気柵も設置しているが、隙間を見つけて侵入される。11月下旬からは、赤く色づいたリンゴの収穫が始まる。代表の長沼由紀さん(51)は「リンゴまでやられては死活問題」と話す。ハチミツ農家の懸念は「風評」 クマの好物として知られるハ…この記事は有料記事です。残り992文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人山田暢史東京社会部|農林水産・食担当専門・関心分野農林水産業、食、武道、災害中野浩至東京社会部専門・関心分野税務、独占禁止法、事件・事故関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






