コラム・寄稿学校を変えれば社会は変わる 誰一人取り残さないためにすべきこと工藤勇一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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工藤勇一の視点 私たちはいま、民主主義そのものの“転換点”に立っているのではないか。最近、そんなことを強く感じています。「みんな同じ」が当たり前だった時代日本の学校は長い間、「同質性」を前提に動いてきました。同じ制服、同じ時間割、同じ目標。飛び出た個性よりも、集団に合わせる力が「協調性」として評価されてきました。■theLetter配信記事この記事は執筆者プラットフォーム「theLetter」で2026年5月27日に配信されたものです。 それは、社会の要請でもありました。高度成長期の日本には、「同じ方向に向かって、効率よく、大多数が豊かになる」ことが何より求められていたからです。学校はその担い手として、均質な人材を育てる場として機能してきた。ある意味で、時代と社会に正直に応えてきたとも言えます。 この発想の根底にあるのは、近代民主主義の中心的な考え方――「最大多数の最大幸福」です。限られた資源をどう分配するか、社会全体をどう効率よく成長させるか。その問いに答えるために、多数決は合理的な仕組みでした。多数派の意見が通り、少数派は折れる。それが“民主的”な決め方だと、私たちは長い間信じてきました。「最大多数の最大幸福」から、「誰一人取り残さない社会」へ しかし今、社会は大きく変わっています。 グローバル化が進み、価値観…この記事は有料記事です。残り1576文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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