ストーリー元補欠の野球愛、人生は思わぬ方向へ メジャーに届かなかったけれど大宮慎次朗印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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日本の野球ファンが大谷翔平のプレーに夢中だった今年3月のこと。地球の反対側にも、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む日本人がいた。 「まさかチャーター機に乗れるなんて」 谷口容基(ひろき)さん(34)は、コロンビア代表の外野手カンペロ(エンゼルス)の個人コーチとして、チームに同行した。 プエルトリコで行われた1次ラウンドで敗退したが、「コロンビア野球を世界に示そう」と意気込む選手たちと喜怒哀楽をともにした。 南米には縁もゆかりもなかった。大阪に住んでいた小学3年のころに野球と出会う。右翼の守備位置から一塁手後方のバックアップに走った際、監督や仲間から「ナイス!」とほめられた。「グラブを持って走っただけ」なのに、喜びがあった。 体が小さく、中学時代は控え選手。広島・西条農業高校では公式戦に1試合も出られなかった。 打撃が開花したのは、大学の準硬式野球部に入ってからだ。「体を開かないように」。先輩からの一言でコツをつかんだ。内野手のレギュラーになり、全国大会にも出場した。 高校時代からの成長を実感した。自分の可能性に、もっと期待したくなった。 一般企業への就職活動もしたが、諦めきれずにいた。そんなとき、大リーグ関連の仕事をする知人に助言をもらった。「スポーツPlus」の受信登録スポーツPlusはオリジナル記事を有料会員の方にメールで先行配信するニュースレターです。今回は6月23日配信分をWEB版でお届けします。これまでの「スポーツPlus」 「ドミニカでは日常的にML…この記事は有料記事です。残り1389文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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