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ドジャース大谷翔平が試合中に見せた珍しいしぐさに、バックネット裏の記者席がざわついた。 「えっ、今なんかやってた?」「祈った?」 4月3日(日本時間4日)にワシントンで行われた、大リーグのドジャース―ナショナルズ戦でのことだ。開幕7戦目となるこの試合まで、大谷は苦しんでいた。18打数3安打0打点。四球こそ選べていたが、今季1号本塁打はおろか、長打すら出ていなかった。 三回1死一、二塁での第2打席。相手は元プロ野球・読売ジャイアンツ(巨人)の右腕マイコラスだった。1ボールから、大谷が低めのチェンジアップを振り抜くと、打球は120メートル以上先の右翼席に飛んでいく。大谷はバットを持ったまま、ゆっくりと歩き出した。会心の手応えの余韻を堪能するかのように。 ダイヤモンドを一周し、本塁に生還した後のことだった。 大谷は、ベンチの前で祈るように両手を合わせた。真っ青な空を見上げ、両手を天に少し突きだした。 これには、何年も大谷を追い続けてきた番記者たちも目を丸くした。 投打の調整に多忙な大谷が取材に応じるのは、基本的に登板日に限られる。このしぐさの真意を聞けたのは、それから5日後のことだった。 「祈るようなポーズの意味は…この記事は有料記事です。残り759文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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