現場から「脱」車社会へ?無人駅を街の拠点に 新幹線が来た後、生き残るには本間沙織 八百板一平印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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東京から金沢を通ってきた北陸新幹線は、九頭竜川にかかる長さ約400メートルの橋の手前で福井市に入る。景色は田畑から住宅街へ変わっていく。 川のすぐ北の森田地区は急速に人口が増えている。10年前は1万3千人余りだが、今は1万7千人近く。福井県不動産鑑定士協会によると、需要が伸びているのは30~40代の子育て世帯や、子どもはいない夫婦共働き世帯向けの住宅だ。4月に新しい中学ができ、来春は小学校も新設される。 福井では車での通勤や通院、買い物が日常で「1人1台」とも言われるが、森田には車社会を象徴するような大型ショッピングセンターはない。ただ「歩ける範囲」に多くのスーパーやドラッグストア、医院、美容室などが点在する。 昨秋に市の中心部から引っ越し、夫や6歳と3歳の子どもと暮らす女性(45)はガソリンの高騰や維持費も考え、通勤の足に電車を選んだ。徒歩10分の森田駅から1駅先の福井駅まで6分。2両編成の列車に揺られる。 休日も駅に足が向かう。周辺には落ち着けるカフェなどもある。家族で電車に乗って福井駅前に遊びに行くこともある。「自分たちの世帯に住みやすい街」と話す。街を自分たちで 森田駅は、地域の人口が急増…この記事は有料記事です。残り1382文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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