インタビュー大学生に四則演算を教える理由 数学者が見てきた「教育の犠牲者」印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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財務省が4月の財政制度等審議会(財務相の諮問機関)の分科会で、一部の私立大で、四則演算や方程式の取り扱いなど、義務教育のような授業をしていることを指摘した。ただ、長年、大学生たちに数学の基礎も教えてきた芳沢光雄・桜美林大学名誉教授(数学・数学教育)は、こう言う。「学生たちは教育の犠牲者だ」。なぜ大学で四則演算を教える必要があるのか――。芳沢さんに聞いた。 ――財務省の主張について、どのように思いましたか。 報道で知り、驚愕(きょうがく)しました。様々な人の記事についてのコメントを見ました。教育の内容が小中学生レベルだという理由だけで、「四則演算なんてレベルが低い」、「それだけ『バカな大学生』が増えた」といった短絡的な見方がされているように感じました。 私は、実際に多くの大学生に四則演算などから説明してきました。だからこそ胸を張って言いたい。その必要性があると思っています。微分積分できても、割合求める計算ができない… ――なぜ、大学生に四則演算から説明することになったのでしょうか。 2007年に桜美林大学に勤…この記事は有料記事です。残り1896文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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