「算数」やめて「数学」に? 「学びの壁解消」「混乱招く」議論百出森下裕介 鈴木優香印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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小学校の「算数」の名称を「数学」に変える――。2030年度にも全面実施される次の学習指導要領の改訂にあたり、中央教育審議会(文部科学相の諮問機関)の作業部会でこんな議論が続いている。80年以上の「歴史」がある算数の名称。変えようという狙いは、何なのか。算数→数学で「得意」な子の割合が低下 中教審で算数・数学を担当する作業部会の会議が15日にあった。この日は、教科名に関する議論はなく、指導要領で小、中、高ごとに書き分けていた「日常の事象を数理的に処理する技能を身につける」といった学習の目標を統一する方針が確認された。 名称を変えようという考えの背景には、算数の段階から単元ごとの理解が追いつかないまま進級や進学をすることで、苦手になる子どもが多いことがある。 特に、小学校から中学に上がって算数が数学に変わると、苦手に感じる子どもが増える傾向にある。国際数学・理科教育動向調査(TIMSS)の2023年の結果によると、算数が得意だと答えた小学4年生が56%だったのに対し、数学が得意だと答えた中学2年生は39%だった。 そもそもなぜ、小学校と中学校とで教科の名称が違うのか。■1941年に登場の「算数」…この記事は有料記事です。残り1338文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人森下裕介東京社会部|文部科学省担当専門・関心分野教育、司法、人権鈴木優香ネットワーク報道本部専門・関心分野農業、食、動物、移住、多文化共生、メンタルヘルス関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする