インタビューデジタルな教科書「多様な方法で学ぶ転機に」 中教審委員が語る聞き手 森下裕介 編集委員・宮坂麻子 印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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動画やアニメーションなどを組み込んだデジタル教科書を、正式な教科書とする学校教育法などの改正案が6月に成立した。2030年度にも小学校から始まる次の学習指導要領にあわせて、導入される。子どもの学びはどう変わるのか。デジタル教科書に詳しい東京学芸大副学長の堀田龍也さんに聞いた。 ――今回の改正で授業や学び方はどう変わりますか。 教室の子どもたちは多様になっています。次々と来日する外国ルーツの子、不登校から復帰した子や休みがちな子、障害など特性のある子、困窮家庭の子……。学び方も進度も同じ、「みんな」に合わせた一斉授業で、こぼれ落ちていく子に目をつぶることには、限界がきています。 今回の改正は、どんな子も、それぞれが理解しやすい方法と進度で、一人ひとりが自信を持って学ぶことへの転機としなければいけません。 デジタルは紙と違い、端末で発音や音声を耳から聞いたり、動画や3D画像、アニメーションを見たり、と学び方を多様にできる特性があります。 30年度からは、デジタルならではのこうしたコンテンツが、教科書の範囲として認められ、検定により質が保障された形で提供されます。授業だけでなく、家庭学習でも、勉強ができないと思われていた子が変わっていくことができる可能性があるわけです。 ――紙のみ▽紙とデジタルのハイブリッド▽デジタルのみ、という3種類の形態ができます。それぞれをどう活用すべきかを示すガイドラインの議論が、秋までに文部科学省の有識者会議でなされるそうです。 詳しい形はこれからの議論に…この記事は有料記事です。残り1053文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人森下裕介東京社会部|文部科学省担当専門・関心分野教育、司法、人権宮坂麻子編集委員|教育・こども担当専門・関心分野教育・こども関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする