ストーリー鑑賞サポートで誰もが楽しめる舞台を 木ノ下歌舞伎「心中天の網島」印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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現代的な視点で歌舞伎作品を上演する「木ノ下歌舞伎」が、近松門左衛門作「心中天の網島(あみじま)」を各地で上演中だ。視覚や聴覚のサポートを必要とする観客が、いつでも舞台を楽しむことができる「アクセシビリティ版」を掲げる。 近松が人形浄瑠璃のために書いた原作を元に、演出の糸井幸之介さんが楽曲を書き下ろした2015年初演の音楽劇。今回、新たに字幕や舞台手話通訳を演出やセットに組み込んだ。 最近、ポータブル字幕機の貸し出しや舞台セットの事前解説といった鑑賞サポートを行う公演は、増えつつある。ただ、予算などの事情で実施する回数は限られることがほとんどだ。 主宰の木ノ下裕一さんは、5年ほど前から鑑賞サポートに取り組んできた。「どのお芝居も、どの回でも鑑賞サポートが完備されているのが、フラットになるということだと思います。実現は難しいのですが、そこを目指さないと広がっていかない」と話す。 今回は、木ノ下さんが芸術監督(演劇部門)を務める、長野県松本市のまつもと市民芸術館のプロデュース公演として企画した。 舞台上に手話通訳者を配置し、字幕も表示。加えて、開演前の舞台解説や、俳優やセットの動きをリアルタイムで説明する音声ガイドも全回で行う。台本貸し出しにも対応。補助犬と鑑賞することもできる。各地の公共劇場と協力、ツアー先でも音声ガイドや字幕 音声ガイドや字幕を作っても、予算などの問題でツアー先では実施できない作品も多い。今回、考え方に共鳴した各地の公共劇場と協力。松本以外の全国8カ所の公演地でも、「アクセシビリティ版」として上演する。 字幕や音声ガイドを普及させ…この記事は有料記事です。残り796文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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