インタビュー大阪松竹座閉場「寂しい」 出会い減ること心配 作家の近藤史恵さん聞き手・増田愛子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
近世以来の芝居街、大阪・道頓堀の歴史を受け継ぐ「最後の大劇場」、大阪松竹座が5月に閉館する。歌舞伎を題材にした作品も多い大阪在住の作家、近藤史恵さんに道頓堀の劇場の思い出を聞いた。 高校時代に鑑賞教室で「俊寛(しゅんかん)」を見て、初めて歌舞伎の生の舞台に触れました。母は演劇好きだったので身近なものではあったのですが、その時は正直、面白いとは思えなくて――。 その後、坂東玉三郎さんの写真集を見て「なんてきれいなんだろう」と思いました。玉三郎さんが出演していた鶴屋南北の「桜姫東文章(さくらひめあずまぶんしょう)」の台本も読んで、意外に面白いし、刺激的だと感じて。かなり熱心に歌舞伎を見るようになったのは、大学生の頃です。 当時は今より関西の歌舞伎公演の回数は少なくて、道頓堀の中座(1999年閉館)で夏に開かれる公演と、京都の南座で12月にある顔見世がメイン。中座には庶民的な雰囲気がありました。お金もなかったので、切符の発売日には朝から劇場前に並んで、3等席の切符を買って。列に並ぶうちに仲良くなって、いまだに付き合っている人もいっぱいいます。大阪松竹座、なぜ閉館? 建て替え時の会長が語っていた「無謀」とは 夏の公演前に行われる俳優の…この記事は有料記事です。残り645文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人増田愛子文化部|専任記者専門・関心分野歌舞伎、文楽、海外の演劇、公共劇場関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






