インタビューク・ギョファン「サヨナラの引力」で演じた切なさ 監督の配慮支えに2026年7月3日 12時00分森本未紀印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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青春を輝かせたかつての恋人と再会し、人生の選択を見つめ直す韓国映画「サヨナラの引力」が3日に公開される。誰もが経験する青春時代のほろ苦い感情を描く、普遍的な恋愛物語。主演のク・ギョファンは「観客のみなさんがそれぞれのストーリーを描き、映画を完成させて」と話す。 ゲーム作家を志す大学生のウノと建築家にあこがれるジョンウォンは、ふるさとに帰る長距離バスの中で出会い、やがて恋に落ちる。ソウルで暮らし始めるが、夢への焦燥や経済的な苦しさにぶつかり、別れを選ぶ。 演じたウノについて、ク・ギョファンは「彼は不安を感じているけど、最後まで夢をあきらめない素敵な青年」と話す。俳優だけでなく監督や脚本など映画制作も精力的に行う自身と重なったといい、「自分のビジョンを最後まで貫く姿勢に影響を受けた」という。 別れた2人は10年後、偶然機内で再会。台風で足止めとなるなか、「もしもあの時……」と、すれ違った過去の空白を埋めていく。青春のきらめきから反転して再会後は白黒映像が続き、お互いがその先の未来へ歩み始めたとき色を取り戻す。 今回は「82年生まれ、キム・ジヨン」のキム・ドヨン監督と初めてタッグを組んだ。「監督はカメラを長く回すので、演技を長く続けた。その過程を通して(相手役と)関係が築け、愛する切ない気持ちが表現できた」という。別れを決定づけた行動への後悔から、現在のウノが泣き崩れる印象的なシーンでは「自分自身の気持ちが到達するまで、監督は現場でずっと待ってくれました」と話す。 ク・ギョファンは韓国のインディーズ作品で評価を高め、近年はNetflixのドラマ「誰だって無価値な自分と闘っている」など動画配信作品への出演を重ね、国内外の知名度を上げた。「今は演技に集中しているとき」だというが、映画制作側としての意欲も強い。「夜に撮りたいテーマが浮かべば、翌日にはスマートフォンを持って短編を撮っているかも」有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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