インタビュー「非世襲」高市氏の強みと弱点は? 問われる「言葉の重み」と統合力聞き手・池田伸壹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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初の女性首相の高市早苗氏は、世襲や官僚出身ではなく、松下政経塾を経て政治家になったという経歴の持ち主です。さまざまな問題を抱えつつ、高市政権が高い支持率を維持しているのはなぜなのでしょう。政治過程論・現代日本政治が専門の大川千寿さんに、高市氏の強みと弱点を読み解いてもらいました。 ◇ 世襲ではない高市早苗首相の政権が、高い支持率を維持しています。これまでの自民党の首相像とは異なる新しさや、政策遂行への期待感が、その背景にあるのでしょう。とりわけ、若年層での支持の高さは注目されます。 タイムパフォーマンスを重視し、SNSを通じた発信に慣れた現在の若者の価値観と、高市氏のコミュニケーションスタイルがかみ合っている面は否定できません。政治を「分かりやすく」「迅速に」示す姿勢は、閉塞(へいそく)感のある日本政治の中で、一定の吸引力を持っているのでしょう。 高市氏の政治手法には、松下政経塾出身者らしい特徴が見て取れます。同塾は、松下幸之助という希代の経営者が、国家をどう経営するかという問題意識から設立したものです。高市氏もまた、指導者として国をいかに運営し、引っ張っていくかという「経営」の部分に重点を置いているように見えます。 しかし、その一方で、国会審議を短縮するなど、経営的な効率性を重んじるあまり、民主主義のプロセスを軽視する側面も垣間見えます。 企業であれば効率的な経営が…この記事は有料記事です。残り655文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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