お手頃食材エノキタケ 長野の産地はまるで「工場」栽培は地域で分業沼田千賀子印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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いつでもスーパーで手に入り、手頃で買いやすいエノキタケ。全国の6割近くが長野県で生産されています。どのように作られているのか、県北部の大産地、中野市を訪ねました。菌床栽培を分業で キノコは、菌類がつくる菌糸が集まって、かたまりになったものだ。エノキタケは、トウモロコシの芯を砕いたものと米ぬかなどの栄養剤を混ぜた培地に、種菌を植え付けて育てる。「菌床(きんしょう)栽培」と呼ばれる方法だ。 中野市では、種菌育成、培養、生育といった栽培の工程ごとに分業で生産するスタイルが主流だ。1970年にJA中野市が中心になって種菌センターを設置。90年代には各地域で培養センターが設置されるようになった。現在、市内にエノキタケの培養センターは6カ所、生育工程を担う生産者が約60軒ある。 6月上旬、「信州培養センター」を訪ねた。外観はまるで大きな工場のよう。培地に種菌を植え付けて菌糸を成長させる工程に特化した施設だ。 まず、培地を「培養ビン」と呼ばれるプラスチック容器に詰め、約120度の蒸気で殺菌する。冷ましたら、雑菌が入らないようクリーンブース内で機械を使って種菌を植え付ける。その後、巨大な培養室に運ばれる。 培養室には天井近くまで培養…この記事は有料記事です。残り1356文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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