深掘り世界的な登山家も、天狗も安全を祈った 記者がみた富士山開山の一日斎藤健一郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
富士山が1日、山開きをした。 先月末に起きた地震による大きな影響はなく、主要登山道4ルートのうち、最も多くの登山者が集まる山梨県側の吉田ルート5合目では様々な行事が催された。世界的な登山家も駆けつけ、国内外から訪れた登山者が、夏山シーズンの幕開けを祝った。登山者に目を配るレンジャーら まだ暗い午前3時。標高2300メートルの5合目ゲートが開かれると、開山を待ちわびた数十人の登山者が、ヘッドライトで道を照らしながら歩き出した。富士山の夏山シーズンの幕開けだ。 ゲート前には、登山者だけでなく、多くのスタッフの姿も。山梨県の富士山レンジャー、警備会社スタッフ、外国語対応の案内人、医師、看護師……。それぞれが登山者一人ひとりに目を配る。 「雨具は持っていますか?」 レンジャーが英語で声をかけた相手は、タイから来た若い女性2人組だった。長袖、長ズボンこそ着用しているものの、背負っているのは小さなザックだけ。確認すると、1人は雨具を持っていなかった。 「すぐそこの店で買うことも、レンタルすることもできます。しっかり雨具を用意してきてくださいね」。図入りの資料を見せながら、ていねいに説明する。 説明を聞いた2人は雨具を買いそろえた後、「富士山は初めてです」と笑顔を見せて出発した。 富士山は年間約20万人が登る人気の山だが、高所では天候の急変や、高山病や低体温症になる危険がつきまとう。 2023~25年の3年間で搬送された遭難者は、高山病などを含めのべ363人に上った。 こうした事態を受け、県は24年から登山規制を始めた。登山規制の効果は 山小屋宿泊者を除き、午後2…この記事は有料記事です。残り1080文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
この記事の続きを読むなら今がお得。初回1カ月無料+Visaギフトカードが当たる▶今すぐ登録
この記事を書いた人斎藤健一郎甲府総局|専任記者専門・関心分野省エネ、環境、エネルギー、旅関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする







