現場から閉山中にどうやって富士登山? 山麓自治体「制限を」静岡知事に要望戸村登印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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富士山山麓(さんろく)の静岡県側5市町でつくる「富士山ネットワーク会議」(会長・須藤秀忠富士宮市長)の首長らは19日、冬季閉山中に無謀な登山による遭難事故が後を絶たないとして、登山を制限するための仕組み作りなどを求める要望書を鈴木康友知事に提出した。鈴木知事は「富士山という特定の山だけでなく、国全体に関わることなので慎重に対応する」と応じた。閉山中、登山口はバリケード封鎖冬季閉山中、登山口はバリケードで封鎖されますが、どのように入山しているのでしょうか。記事の後半では、記者が実際に訪れた静岡県側の登山口の状況や、バリケードをすり抜けて登山道へ向かう人たちをみかけた様子などもお伝えします。 要望書は富士宮、御殿場、富士、裾野の4市長と小山町長の連名。閉山中の遭難救助費用について、登山者の自己負担とする制度を早期に検討することなども求めている。関係法令の改正を国に働きかけることも要望しており、鈴木知事は「我々もしっかり国に問題提起していきたい」とも述べた。須藤市長は取材に「県が主になって国を動かさなければならない問題で、大変心強く思っている」と語った。 富士宮市はこれまでに計3回、同様の要望書を県に提出してきた。須藤市長は5月12日の関係会議で「救助費用が公的負担となる仕組みが無謀な登山を助長しかねない」と訴え、今回の要望書提出にこぎ着けた。静岡県、救助ヘリの有料化など検討課題に また、静岡県はこの日、「富士山の無謀な登山の抑制にかかるワーキンググループ」の初会合を開いた。冬季に通行禁止となる登山道の規制強化や、救助に使う防災ヘリの有料化などについて、山梨県と協議しながら検討を進めていくという。座長の大嶋文彦・県危機管理部理事は「登山の自由があるなかでどこまで規制ができるか検討していきたい」と述べた。 富士山は閉山中でも登ること自体は禁止されていないが、5合目から山頂までの登山道は、静岡、山梨両県の計4ルートとも通行禁止になり、山小屋も閉鎖される。国や自治体などでつくる協議会は富士登山のガイドラインで、準備が万全でない人の登山を禁止している。 静岡県警地域課によると、閉山中に富士山で発生した遭難事故は2024年に6件、25年には9件あった。閉山中の登山口に行ってみると…… 閉山期間中、静岡県側に三つ…この記事は有料記事です。残り807文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする