2026年6月29日 23時50分ニューヨーク=杉山歩印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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29日の米ニューヨーク外国為替市場で円が下落し、対ドル円相場は一時1ドル=161円97銭をつけ、1986年12月以来、約39年半ぶりの円安ドル高水準となった。市場では、日本政府・日本銀行による、円買いドル売りの為替介入への警戒が強まっている。 米連邦準備制度理事会(FRB)が17日に公開した政策金利見通し(中央値)が、それまでの利下げ想定から「年1回の利上げ」に転じたことで、ドルが円を含む主要通貨に対して上昇。一方、日銀の利上げペースはFRBに比べて緩やかだとみられており、日米の金利差が拡大するとの思惑から、円を売ってドルを買う動きが強まっていた。 市場では、政府・日銀がいつ円買いドル売りの為替介入に踏み切るかに注目が集まる。政府・日銀は、1ドル=160円台後半をつけた4月末以降に為替介入を実施。円相場は一時155円台まで引き上げられたが、効果は打ち消されている。 スタンダードチャータード銀行のスティーブン・イングランダー氏は、特にドルの強さが円安の要因になっている状況では、市場は日本の当局による介入に対して「ますます懐疑的になっている」と指摘する。その上で、「市場はどの水準で介入してくるかを、慎重に試そうとしているのかもしれない」と話した。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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