「ナフサ」ってどんなもの? 原油を熱し、沸点の違いで分けてつくる取材協力=早稲田大学教授の松方正彦さん 構成=鈴木智之印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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石川県・林年宏さん(85)からの質問 ののちゃん ポテトチップスの袋が白黒になったって聞いたよ。オレンジや黄色の鮮やかな色になれていたからびっくりしちゃった。なぜかなあ? 藤原先生 アメリカとイランの戦闘の影響で、インクの調達が不安定になっているからなんだって。インクの材料になっているナフサがいつものようには使いづらくなっているんだ。 のの ナフサって最近よく聞くけど、見たことないや。 先生 石油からつくられる液体で、インクのほかにもプラスチックや薬など、いろんなものに形を変える。 のの 生活に欠かせない材料なんだね。そもそも石油ってなんだっけ。 先生 大昔にいた小さな生物「プランクトン」が長い時間をかけて変化したものと言われているよ。地中から採掘した石油は原油といって、いろんな成分が含まれているんだ。 液体から気体になる温度「沸点」が違うことを利用して、成分ごとに分けるんだ。 のの 温めるの? 先生 そう。350度ぐらいに熱すると、液体と気体が混じった状態になる。どちらが重いと思う? のの 液体の方かな。 先生 その通り。蒸留塔と呼ばれる装置の一番下から出てくるのが、350度以上の温度でも液体の成分。大型船などの燃料として使われる重油や、道路舗装に使われるアスファルトなどとして使われるよ。 のの 気体はどうなるの? 先生 蒸留塔を上って冷やされる。冷やされると、また液体に戻る。成分ごとに液体になる温度が違うから、高さの異なる出口ごとに分けられるのよ。 のの ナフサはどこから出てくるのかな。 先生 35~180度のあたりで出てくるのが、ナフサや、車の燃料になるガソリンだ。ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問は、住所、名前、年齢(児童・生徒は学年も)、連絡先を書いてこちらへ。science@asahi.com のの ほかには何があるの?…この記事は有料記事です。残り491文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人鈴木智之くらし科学医療部|原子力・災害専門・関心分野科学、交通、難病関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする