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TBS Podcast「大久保佳代子とらぶぶらLOVE」はお笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子さんと構成作家が「無責任に相談に乗る」人気番組です。「不倫相手のお墓に参りたい」「学校で失敗した」など幅広すぎる内容が寄せられます。人気のわけを構成作家に聞きました。(朝日新聞withnews・川村さくら)前身は21年にスタートポッドキャスト「大久保佳代子とらぶぶらLOVE」の前身は、TBSラジオとTikTokとのコラボ番組「大久保佳代子とトレンド遊び」でした。番組の立ち上げについて構成作家の武村圭佑さんはこう振り返ります。「『TikTokは高校生のもの』みたいな印象を覆して、40代50代の方々に訴求したいということで僕が『大久保さんはどうですか』と提案しました」番組は2021年6月に始まりました。武村さんは出演はせず、番組の内容を決める構成作家として参加していました。大久保さんが企画会議を経てトレンドミームをまねて動画を撮ったり、ゲストのインフルエンサーと話したり……という内容でしたが、2022年9月に番組は終了しました。「打ち切り」乗り越えラジオ番組の終了が決まったあと、大久保さんからは「また番組をやりたい」と申し出があったそうで、武村さんもこう話します。「一緒にラジオをやっていて、大久保さんはめちゃくちゃおもしろいし、バランスもいいし、尊敬できる人でした。手放すのは絶対にダメだって思ったんです」なんとか大久保さんとの番組を続けたい――。そんな思いで書いたいくつかの企画書のうちの一つが現在の「らぶぶらLOVE」の原型となるものでした。「『トレンド遊び』では月に1度、ゲストを招いてTikTokライブをしていたんですけど、大久保さんがコメントを読んで恋愛相談に乗っているときが一番視聴者が多かったんです」「数字が取れるのか」電波に乗せて放送されるラジオ番組に比べて、当時のポッドキャストの認知度は今ほど高くなく、局内では「数字が取れるのか」と疑問の声も上がったそうです。それでも、大久保さんの思いや武村さん含む制作陣の「間違いなく需要はある」という確信から企画を押し通しました。出演者2人がしゃべる番組を目指しましたが、もう1人著名人を呼ぶだけの予算を確保することは難しく、武村さんが出演して大久保さんとの掛け合いで進行するスタイルになりました。プロデューサーの服部貴普さんは「当時予算があったら、武村はいま番組でしゃべっていません。苦肉の策でした」と振り返ります。「その結果、有名人どうしが掛け合う番組よりもはるかに評価されている現状は、誰も想像し得なかったです」不倫の話題は「予想外」「らぶぶらLOVE」は2022年12月にスタート。マッチングアプリ、パートナーとの関係、性、家族、友人、人生……と様々な悩みが届くなか、特に不倫についての相談が多く集まりました。これは予想外だったといいます。「最初は『大久保さんに話を聞いてほしい』とメッセージを送ってくる方が多かったんですが、番組が大きくなった最近では『人には言えない不倫のことを聞いてくれる番組』という印象も広がっているかもしれないですね」「読むメールを選ぶ基準はあくまでおもしろさです。エロが伸びるから読んでいるようなことはありません。ただ『いつか不倫相手のお墓参りがしたい』とか興味深くて、どうしても読んじゃいます」「大久保さんはあえぎ声が得意」番組内では「はぬーん」という造語が連発されます。これはセックスを意味していて、はぬーんに関するお悩みも多く寄せられます。「不特定多数の人が耳にする地上波と違って、聞きたい人だけが聞くポッドキャストだから成り立っていると思います」「僕の印象と感覚なのですが、大久保さんはあえぎ声が得意なんですよね……。あえぎ声についてのメールは120%おもしろくなります」「最近だと、相手の男性のあえぎ声が高すぎるという相談に『じゃあ(相談者の女性は)低くしてみよう』と言ってご自身で再現していて、めちゃくちゃ笑いましたね」際どいからこそ敏感に武村さんは一方で「いつも番組でも言っていますが、不倫を推奨しているわけではありません。メールを選ぶ上でも『誰かを傷つけるものじゃないか』ということには気を付けています」と強調します。「際どいことやってるつもりですけど、なんでもOKではなく、センシティブなところは選んで切っています」最近では「はぬーん中の杭打ち騎乗位のためにトレーニングをがんばってる」という地上波ではなかなか流せないメールも読まれました。「言葉としては強いけど、傷つく人はいないかな、と思って」セックスレスは睡眠不足と同じくらい「エロ番組」「不倫番組」と言われることもあるそうですが、「作り手としてはそんな意識は全くない」と話します。「そういうメールしか募集していないわけではないですから。偶然不倫やセックスの話題が多く集まっているだけです」「性的なワードが出たらすぐ『下ネタ』みたいな扱いになっちゃいがちですけど、付き合ったり結婚したりしたらセックスって、その関係に密接に結びついてくることが多いじゃないですか」「睡眠不足と同じくらいセックスレスって重大な問題だと思ってます」泣いちゃいそうになるセックスも学校生活も友人関係も、等しく生活にまつわるお悩みとして受け止めます。「学校のグループ課題で自分だけ焦って感情をコントロールできず泣いてしまった」「親友との旅行でけんかになって『これが最後の旅行だね』って言って帰ってきた」学校生活も友人関係についても、大久保さんと武村さんは「すごく気持ち分かる」など共感を示しながら読み上げます。「旅行でけんかしちゃったメールは、文章がすごく長かったんですけど、あれでもかなり添削していて、元はあの2倍くらいあったんです。半分にしてでも読みたかった。僕はあれ読んで泣いちゃいそうになりました」対面イベントも盛況現在では隔週で200通を超えるメールが届くといいます。番組開始当初は大久保さんがすべてのメールに目を通していましたが、今では困難です。週にもよりますが、まずは武村さんが50通ほどに絞り、そこから大久保さんが20通ほど選ぶ、というプロセスなのだそうです。2025、2026年には対面で相談に乗るイベントも開催し、いずれもチケットは完売する人気ぶりでした。人気のわけは「大久保さんが正直だから」これだけ人気を集める理由について、武村さんは「大久保さんが正直だからだと思います」と言います。「『寂しくない夜はない』『結婚あきらめてません』『性格悪いからそういうのむかついちゃう』とか言えるんです」「もちろん面白くて、頭の回転も早くて、というのはあるんですが、感覚はすごく一般的。だからリスナーさんも共感しやすくて、メッセージを送りたくなるんだと思います」「いい女は絶対この番組聴いてる。そんな認識を持ってもらえる番組にしたいです。すでにじわじわそうなっている気はしています」ニュースが身近になるメディア「withnews」https://www.asahi.com/withnewsTikTokアカウント:https://www.tiktok.com/@withnewsYouTubeアカウント:https://www.youtube.com/@withnewschannel






