コラム・寄稿「俺もスカートはけば大臣に」と声かけ 女性政治家のトークに悔し涙2026年6月10日 12時00分林瞬印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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バラエティー番組で泣いたのは初めてかも知れない。笑い泣きや感動の涙ではなく、悔し涙だ。 1日午後9時から放送された「上田と女がDEEPに吠(ほ)える夜!!大激論SP」(日テレ系)は、野田聖子、辻元清美、蓮舫、伊藤孝恵の女性政治家4人が出演。8割が男性の政界で活動を続ける苦労を語った。 すれ違えば「俺もスカートはけば大臣になれるのかな」、内密出産について質問すれば「アバズレ女を支援してどうする」……。心ないヤジや声かけをされたエピソードに絶句する。4人はトークでは笑いを交えながら話すものの、あまりにも女性が「ナメられている」現状に、見ているこちらは拳を握りしめていた。 票をちらつかせたセクハラ「票ハラ」を受けた蓮舫は、「後進の女性政治家のために折れない」と話す。心強い。だが、女性はここまで強くないと政治家として闘えないのかと、暗澹(あんたん)たる気持ちにもなる。 とはいえ、この企画がゴールデン帯の地上波で放送されたことには、心が救われた。少しずつでも状況は変わってきているのかもしれない。 放送後、SNSには「差別が浮き彫りに」「共感できた」といった投稿が相次いだ。女性だけが闘うのではなく、男性も一緒に考え、変えていけると信じたい。番組を見終えたとき、そう思った。有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人林瞬文化部|放送担当専門・関心分野漫画やアイドルなどのサブカルチャー、ジェンダー関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする