東京発:温泉に浸かる「雪猿」で有名な日本の公園が、来場者の急増や、猿と一緒に風呂に入るなどのマナー違反が相次いだことを受け、1日あたりの入場者数を制限すると、関係者が金曜日に明らかにした。長野県中部の標高850メートル(約2,800フィート)の谷間に位置する「地獄谷野猿公園」には、野生のニホンザルが生息しており、火山性の温泉に定期的に浸かっている。同公園のウェブサイトによると、雪が降り積もる極寒の冬の日には、「多くのサルが温泉に浸かっている姿が見られ、中には何時間も浸かり続ける個体もいる」という。「サルの楽園」として知られるこの公園は、このような光景を見られる「世界で唯一の場所」であると、同サイトは謳っている。公園関係者がAFP通信に匿名を条件で語ったところによると、近年、観光客数(その大半が外国人)が急増しており、1日あたり3,000人から4,000人に達することもあるという。「チケット売り場の外には、信じられないほど長い行列ができています。 この状況を緩和するため、オンラインでの事前チケット購入を導入する」と同関係者は述べた。オンライン予約システムへの移行は8月から開始され、1日あたりの入場者数は2,000人に制限される可能性がある。観光客数が雪だるま式に増えるにつれ、サルに餌をやろうとしたり触ろうとしたりするなどの不適切な行為も増加した。中には、動物と一緒に「入浴しようとした」人もいると、同関係者は述べた。2025年には、円安が「一生に一度は訪れたい」旅行先としての魅力を高めたことで、約4,270万人の観光客が日本に押し寄せ、過去最高を記録した。京都などの人気スポットでは過密状態に対する苦情が増加しており、写真撮影に夢中になった一部の無礼な観光客が、着物を着た芸者を嫌がらせしたとして非難されている。2月には、インスタ映えする富士山の景色で知られる富士吉田市の桜祭りが、住民から「静かな暮らし」が脅かされているとの苦情を受け、中止となった。この中部日本の都市では、慢性的な交通渋滞、タバコの吸い殻のポイ捨て、立ち入り禁止区域への侵入、さらには私有地の庭での排泄行為までが問題視されていた。AFP