【東京】金曜日に2つの熱帯低気圧が日本列島に向かって猛威を振るったため、日本の航空各社は100便以上の欠航を余儀なくされた。当局は、洪水や土砂崩れの恐れがあるとして、一部の地域で避難勧告を出している。予報によると、激しい熱帯低気圧「メッカラ」は台風から格下げされたものの、依然として時速144キロメートル(89マイル)に達する突風を伴っており、すでに日本南部や西部の一部地域では激しい雨が降り続いている。この気象システムは週末にかけて九州や四国の沿岸をすり抜け、太平洋のさらに沖合で渦を巻いている熱帯低気圧「ヒゴス」と合流する可能性がある。これにより、2つの低気圧が相互作用する際に生じる「藤原効果」と呼ばれる大気現象が発生する可能性があり、その進路や強さの予測がさらに困難になる恐れがある。日本航空(JAL)と全日本空輸(ANA)は、沖縄や鹿児島などの南部の地域発着の便計120便を欠航させた。京都地方では、土砂崩れの恐れがあるとして数千人の住民に避難勧告が出された。公共放送局NHKの映像には、同地域を濁流が激しく流れ下る様子が映し出されていた。京都と大阪の当局者は、河川の水位が上昇していると述べ、洪水の恐れがあるため警戒が必要だと警告した。共同通信によると、自動車メーカーのトヨタは豪雨による道路の通行止めのため、九州の工場での操業を停止し、日産も一部の生産ラインを停止する予定だと発表した。共同通信によると、日本自衛隊も、米国との合同演習の一環として予定されていたV-22オスプレイ輸送機の宮古島への初飛行を中止した。台湾では、台風「メッカラ」の影響で島全域に豪雨、洪水、土砂崩れが発生し、1,600人以上が自宅から避難し、いくつかの地域で学校やオフィスが閉鎖された。死傷者は報告されていないが、当局は金曜日、東部の花蓮県山間部や、南部の高雄・屏東で危険な土石流が発生する恐れがあると警告した。気象当局によると、これらの地域では木曜日以降、最大88cm(34.6インチ)の雨が降ったという。花蓮県の険しい地域で最近発見されたせき止め湖の下流に住む数十人が自宅を避難したと、地元当局者が述べた。一部の鉄道路線は運休となった。AFP