インタビュー聞き手・池田伸壹印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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ウクライナやイランなどの戦場でAI(人工知能)の活用が進み、攻撃や意思決定の速度が加速する中、戦争のあり方そのものが変わりつつある。一方で、人間がAIをどう制御し、社会としてどのようなルールを築くのかという難題も突きつけられている。AIと戦争をめぐる現状と日本の課題について、科学技術社会論が専門の横山広美・東京大学教授に聞いた。 ――AIが戦争で本格的に使われ始めています。何が起きているのですか。 「ウクライナ戦争から本格化しました。一方でAIとひとくちにいっても、ドローンを使って顔認証でターゲットを決めるまでのAIと、『大規模言語モデル(LLM)』でターゲットを決めて実際に攻撃するまでをAIに任せるのでは質的な違いがあります。LLM以後は、判断主体がAI側へ移る可能性が高まりました」 ――戦争の判断をAIがするようになりますか。 「最終判断は当面人間に残ると思います。権力者は自分で決めたがるので、AIに命令されて号令を出す構図にはなりにくい」 「ただ、そこに至る無数の判断レイヤーにAIが入り込むでしょう。『最終ボタンは人間』でも、そこへ至る過程はAIに依存していく。ヒューマン・イン・ザ・ループが機能していないと批判されています。大きな転換点です」 ――科学技術が戦争に使われた時、人類はどう対応してきたのでしょう。 「第1次大戦で毒ガスが甚大…この記事は有料記事です。残り2104文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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