ストーリー「怖かった平和学習」契機に 原爆が奪った色、取り戻す軌跡を映画化武田肇印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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平和学習は怖くて苦手だった。子どものころ、そんな経験をしたテレビ局記者が、原爆投下前に写された白黒写真をカラー化する取り組みを軸に、戦争と向き合うドキュメンタリー映画を制作した。『記憶の解凍』と題し、7月4日から全国で順次公開される。「不都合な歴史」の扱いに違和感も 韓国人被爆2世が見た原爆資料館 監督・脚本・撮影を担ったのは、広島テレビ(広島市)の報道記者、庭田杏珠さん(24)。広島市で生まれ育ち、高校時代に東京大学の渡辺英徳教授と出会い、デジタルアーカイブを利用した記憶の継承や写真のカラー化技術を学んだ。 「記憶の解凍」は、庭田さんが9年にわたり続けてきた活動の名称でもある。原爆投下前や戦後まもなくの日常を写した写真に色を付け、失われた暮らしの重みを実感できるようにする取り組みだ。 AI(人工知能)の自動色付けでは下地しか付けられず、残りの9割は戦争体験者と対話を重ねながら手作業で色補正し、「記憶の色」に近づけていく。映画は、その過程を記録した映像を基に構成した。母の言葉が転機に 「専門家」として客観的に描…この記事は有料記事です。残り1150文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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