コラム・寄稿はたして核戦争から市民を守れるのか 映画そして広島が問うもの論説委員・沢村亙印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする
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「時をよむ」 論説委員室から 英国の片田舎で年金生活を送る老夫婦ジムとヒルダは、核戦争の危機をニュースで知る。ジムは図書館で政府のマニュアルを借り、ドア板を壁に立てかけて即席シェルターを作る。窓を白く塗り、食料も蓄える。ヒルダも壁紙が汚れるのを気にしながら夫を手伝う。 猛烈な閃光(せんこう)と爆風が襲い、黒い雨が降る。壊れた家で2人は待つ。戦争体験世代らしく、辛抱強く耐え、指示に従い、助け合えば困難は乗り越えられると信じている。だが助けは来ない。日に日に衰弱し、そして――。 1987年に日本で公開された英国アニメ「風が吹くとき」は私にとって今も反核映画の最高傑作の一つである。 対極が50年代に米国の学校で上映された「ダック・アンド・カバー」だ。カメのバートが、閃光を見たら伏せて頭を守れば助かるかもしれないと説いた。 数年前、ワシントン近郊の冷…この記事は有料記事です。残り638文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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この記事を書いた人沢村亙論説委員|国際社説専門・関心分野国際政治、ヨーロッパ、米国、民主主義、核問題関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアするXでシェアするはてなブックマークでシェアする






