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「理想の体形」って何だろう? やせていることが美しいとされがちな社会のなかで、子どもたちが自分の価値観を見つめ直す試みが、学校現場で始まっている。 昨年7月、和歌山大学教育学部付属小の5年生のクラス。中岡正年(まさとし)教諭は児童たちに、それぞれが考える「理想の体形」を尋ねた。 すると、「K-POPアイドルみたいな体形」「小顔」「筋肉が多く身長が高い」といった声が上がった。 続けて、全員で一本の動画を視聴した。日用品大手のユニリーバが制作した「美しさの代償」(https://www.youtube.com/watch?v=BXTXN39t30g)。実話をもとにしたメアリーという少女をめぐるショートムービーだ。 10代の誕生日にスマホを手にしたメアリーは、画面に出てくるモデルに憧れる。腰のくびれ、細い脚、目標体重……。スマホで撮った自分の姿をチェックしながら、SNSへの依存を強めていき、「やせること」にのめり込んでいく。 やがて心身のバランスを崩し、摂食障害(摂食症)で入院。回復したメアリーに母親は涙ぐみながら言葉をかける。「あなたは私にとって本当に美しい」「あなたがありのままでいてくれることだけが私の願い」静まりかえった教室、ホワイトボードに子どもたちは… 動画が流れている間、教室は…この記事は有料記事です。残り856文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません
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