不確かな状況への耐えがたさ、言葉にできれば不安軽減の手がかりに桜井林太郎印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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多かれ少なかれ、だれしも人とのコミュニケーションに困難さを感じたり、特定の物事に強いこだわりがあったりする。こうした「自閉傾向」が高い人は、不確かな状況に耐え難さを覚えやすく、自分の気持ちを言葉にすることに難しさも感じやすい。いずれも不安が強まることが知られている。 ところが、耐え難さを感じながらも、言葉にしようとすると、不安を和らげることにつながりうると、名古屋大の平井真洋准教授(発達認知神経科学)らの研究グループが一般の大人を対象に調査し、明らかにした。 研究成果が科学誌サイエンティフィック・リポーツに掲載された。 人は何らかの心配事があるときに、「不安だ」「悲しい」「いらいらする」などと気持ちを言葉にすることで感情を整理し、不安の軽減につなげられるとされる。ところが、自閉性が高いと言葉にすること自体が難しいという「ジレンマ」がある。 研究チームは日本の20~39歳の一般の505人を対象に、自閉傾向の高さ▽不確実な状況への耐え難さ▽気持ちを言葉にする傾向▽(最終的な)不安の感じやすさ――の4項目について、国際的な指標などに基づいた質問票で点数化し、どのように関係しているかを統計分析した。 その結果、自閉傾向が高い人…この記事は有料記事です。残り517文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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