ストーリー「地域の記憶」守るわがまちの資料館 市町村合併で統合か現状維持か編集委員・宮代栄一印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする

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現場へ! 博物館はだれのもの(2) その資料館は集落のはずれに、ひっそりとたっていた。 新潟県上越市の「牧歴史民俗資料館」。国指定史跡の宮口古墳群の出土品などを公開する施設で1983年に開設された。開館するのは土日と祝日だけで、豪雪地帯のため12月~3月は休館。学芸員などはおらず、資料館のある地域を担当する市の総合事務所が管理する。 上越市は日本で最も博物館や収蔵資料の統合・集約を進めた自治体の一つだ。 「平成の大合併」で2005年に上越市、安塚町、牧村など14市町村が一つになった際、半数に資料館などがあった。その後、整理・統合を進め、合併後にできた施設などを除くと、歴史系では、市立歴史博物館と、遺跡の案内拠点としての役割を担うなどの理由で閉館を免れた牧歴史民俗資料館が残る。 統合に関わった市立歴史博物館の花岡公貴館長(56)は「社会が縮小するなか、効率化の観点からやむを得ない措置だった」と振り返る。整理・統合しても資料は捨てない 閉館にあたり、同僚たちと各地区で説明にあたった。資料館は地域の象徴でもあるため、「館に関わってきた住民の方から直接閉鎖反対の意思を伝えられました。閉鎖される館の機能は、博物館でしっかり引き継ぎますと説明することしかできませんでした」。 収蔵品のうち民俗資料に関し…この記事は有料記事です。残り903文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

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この記事を書いた人宮代栄一編集委員|歴史・考古学担当専門・関心分野歴史、考古学、文化財関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする