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みずみずしい作風で注目される建築家の山田紗子(すずこ)さん(41)が、初めての個展を東京で開いている。カラフルでリズミカルな大型模型が並ぶ会場に、「構築から生成へ」とでもいうべき建築像が浮かびあがる。「daita2019」の模型、ドローイングの前に立つ建築家の山田紗子さん 敷地半分を占める庭の力強い緑と向き合うように、建築内には階段や書棚、家具が複層的に配されている。自身が家族と暮らす住宅であり、出世作の「daita2019」は、そんな特徴を備えている。山田さんは「建築家として整理する自分と、レモンの木や大きな本棚が欲しいクライアントの自分がいて、構築的にならないものを抱えた」と振り返る。 しかし建築とは、それを支える構造を考え、空間や機能に秩序を与えるという点では、極めて構築的なはずだ。「もちろん構築が必要な部分はあるが、最終的な建築全体は、何か一つのルールに従った考えを持たないようにと思っている」 個展名を「パラレル・チュー…







