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暑さで体温が上昇すると、腕に貼ったシールが教えてくれる。そんな製品を、化粧品・健康食品大手ファンケルと印刷大手のTOPPANが開発した。1枚あたりの価格を安く抑え、炎天下で働く人たちや、体調の変化に気づきにくい子どもたちに、熱中症予防のため手軽に使ってもらう考えだ。きっかけは、開発者が高校時代に遭遇した、悲しい出来事だった。 東京・銀座の百貨店「松屋銀座」の屋上で、今年もビアガーデンが始まった。期間中の8月、ビールや目玉のメキシコ料理を運ぶ従業員は腕に、3センチ角のシールを貼る。最初は無地の紫色だが、暑さで体温が上がると、目が×印で汗をかいた人のイラストが浮かび上がってくる。ファンケルがTOPPANと共同開発した、体温を「見える化」するシール。暑さで体温が上昇すると、ピンク色で目がバツ印の汗をかいた人のイラストが浮き出てくる。腕などに貼って使う=2026年5月19日午後5時44分、東京都中央区、大下美倫撮影 最もくっきりイラストが見えるのは、体の表面温度が通常より2度ほど高い36度になった時。内臓など体の深部の温度は、さらに高くなっているという。本人だけでなく従業員どうしでもシールの変化を確認しあい、熱中症になる前に、早めの水分補給や休憩を促すねらいだ。松屋銀座の担当者は「体調を崩さずに営業ができるように配慮したい」と話す。ファンケルとTOPPANが共同開発した示温シール。暑さで体温が上がると、目がバツ印で汗をかいた人のイラストが浮き出てくる=松屋銀座提供きっかけは高校時代 だから気軽に使えるものにしたい この「示温(しおん)シール…














