熱中症から命守る冷却ジャケット 製油所安全管理者の発想から新事業鈴木裕印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
酷暑の石油精製所で働く人たちを、熱中症からどう守るか。現場の安全管理の責任者の悩みは、最適な対策がなかなか見つからないことだった。それなら自分たちで開発しよう。強力な冷気が持続して快適に作業ができ、火気厳禁の防爆エリアでも大丈夫なドライアイスジャケット事業は、こんな発想から生まれた。 石油元売り大手ENEOSで製油所の安全管理者を務めていた宮城克行さんは、夏の訪れが憂鬱(ゆううつ)だった。年々、厳しさを増す暑さの中、過酷な製造現場で働く作業者たちの熱中症対策が、差し迫った課題だった。 「ファン付き作業服や保冷剤、水冷服、クールミストと、いろいろと試してみたが、現場に適したものは見つからなかった」と宮城さんはいう。保冷剤は冷たさが持続しないことに加え、結露して服がぬれ、作業がしにくくなる。ファン付き作業服は、送風ファンで取り入れる空気が36度を超えると、効果は皆無に等しい。さらにモーターから引火する危険があり、可燃ガスなどを扱う防爆エリアでは使えない。 「異常な暑さに対して根本的…この記事は有料記事です。残り787文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人鈴木裕名古屋報道センター|尾張東部地区、教育専門・関心分野教育問題、貧困・格差、多文化共生、起業関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








