解熱薬どうやって熱下げる? 「熱上げろ」脳に伝える物質の増加抑制取材協力=アリナミン製薬プロダクト戦略本部の大河真理子さん 構成=武田耕太印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
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滋賀県・今中雅美さん(60)からの質問 ののちゃん お父さんが風邪をひいて、熱が出ちゃった。 藤原先生 あら、大変。どうしているの? のの 薬局で買った解熱薬をのんで寝ているよ。早くよくなるといいな。でも解熱薬って、どうやって熱を下げるのかな? 先生 私たちの脳の中には、「体温をちょうどよく保つ司令塔(体温調節中枢)」がある。ふだんは「36度ぐらい」などと決めている。でも風邪のウイルスが体内に入ると、異常を知らせるために「プロスタグランジン」という物質が、体温調節中枢にたくさん出てくる。 この物質は、風邪のウイルスが入ってくると「熱を上げろ!」と脳の司令塔にメッセージを出し、熱も上がっていく。この物質が増えすぎないようにするのが、ロキソプロフェン、イブプロフェンなどの「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs(エヌセイズ))」という種類の薬なんだ。 のの へえ! 先生 でも、熱が出ることは、必ずしも悪いことではない。発熱は、いわば「戦闘態勢」のサイン。熱を出すことで、ウイルスをやっつけようとしている。でも、高熱で苦しくて、眠れなかったり食欲がなくなったりして体力が落ちてしまったら、ウイルスと十分に闘えない。そんなときには解熱薬をのんで、熱を下げることによって、なるべく早く体力を回復するのも選択肢になる。 のの パパがのんでいる薬の箱をみたら、「解熱鎮痛薬」と書いてあるよ。ののちゃんは、朝日新聞に連載されている漫画の主人公で、小学3年生。学級担任の藤原先生を相手に、身の回りの不思議を質問します。聞いてほしい疑問は、住所、名前、年齢(児童・生徒は学年も)、連絡先を書いてこちらへ。science@asahi.com 先生 いいところに気付いた…この記事は有料記事です。残り615文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりませんこの記事を書いた人武田耕太編集委員専門・関心分野医療・健康、こども政策関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする








