インタビュー印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする
[PR]
岐阜発!LRT構想⑥ 岐阜県が打ち出したLRTの整備構想について、市民はどう向き合えばいいのか。構想についての評価や考えるべき視点について、宇都宮浄人・関西大教授(交通経済学)に聞いた。 ――岐阜県の構想についてどう思いますか。 「街づくりを考えているところが重要です。LRTを入れること自体が目的ではなく、街づくりの一つの手段として考えている。環境も掲げていて、長い目で見た街づくりを考えているような気がします」 「なぜLRTなのかという話ですが、岐阜市の場合、例えば岐阜大学も県庁も中心部から結構離れています。自動車の普及とともに、典型的に外に広がってしまった街です。車に依存しなければ生活がなかなか難しい。羽島市などが入って50万人クラスの都市圏になるとすれば、バス以上の機能があり、質の高い公共交通を提供しなければ、一定程度の利便性がある車に依存してしまいます。車の代替となる候補がLRTではないでしょうか」 「輸送量はおおむねバスの3台分。専用軌道を走るので時間も正確です。線路は一度敷くと簡単には外せませんので、LRTが街のネットワークの軸になることを行政が宣言したことになります。すると、長い目で見た投資が来る。自分が住む地区の移動手段に関する見通しが立てられるという意味において、軌道系は強いです。宇都宮では、バスが走っていたところにLRTができて、LRTの停留場近くのマンションが人気になりました」 ――LRTの導入条件として、需要の基準値はありますか。 「目標は街づくりですから…この記事は有料記事です。残り1028文字有料会員になると続きをお読みいただけます。※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません関連トピック・ジャンルジャンル印刷するメールでシェアするFacebookでシェアする






